ブログが1年以上も更新できておらず、猛反省です。。。だいぶ、言い訳がましいですが、昨年度は大きな設計業務などをさせて頂いていた関係もあり、なかなか精神的な余裕がなく、完全な体たらくぶりでございました。申し訳ありません。(泣)
さて、本当に久しぶりですが、本日、京都新聞さんに掲載して頂きましたので、重い腰を上げて、今後は少しライトな感じで、ブログを再開できたらと考えております。m( _ _ )m

伊根町の空家等管理活用支援法人に指定されました!
- 1・空家等管理活用支援法人」とはなにか?
- 2・これまでと、これからの違い。
- 3・FOREST LODGE guri (お試し住宅・滞在型宿泊施設)について
1.「空家等管理活用支援法人」とはなにか?
この舌を噛んでしまいそうな、長くて覚えづらい名前。本当に困ります。簡単にお伝えすると、、、、おおよそ、この空家等管理活用支援法人に指定されると、下記の3つぐらいの役割ができるようになります。
A. 空き家のお悩みを一緒に解決するための“公認の相談役”です。
持ち主さんが「どうしていいか分からない…」となってる空き家。そんな空き家の情報を町と連携して把握し、利活用のご相談にのることができます。
B. 所有者と使いたい人をつなぐ“マッチング係”。
「伊根町に住んでみたい」「お店やってみたい」という人と、「うちの空き家、誰か使ってくれないかな」という人をつなぐお手伝いをします。
C. 普段見られないような空き家情報にもアクセスできるように!
この法人に指定されると、町が把握している空き家の情報を共有してもらえるようになります。これで、今まで眠っていた空き家にも光を当てることができます。
2. これまでと、これからの違い。
ただ、上記のAとBは、これまでもやって来たことでもあり、これといって大きな変化はなさそうです。もっとも、重要なのは、Cの部分なんです。
これまでは、
町を歩いて空家らしい建物をチェック→登記情報で所有者を調べる→手紙を出して、売却や賃貸の打診をする→9割ぐらいは、相続未登記のため、手紙を届けることすらできない。(所有者が他界している、相続人の住所が変更になっている等の理由で) 相続登記は、2024年4月1日から義務化されているのですが、この地方都市では、まったく普及しておらず、ほとんど進展していないといっても過言ではないでしょう。。。
これからは、
登記上の所有者への連絡手段がない→伊根町に申請→実質的な相続人(固定資産税を払っている人)に連絡→実質的な相続人の許可が出たら連絡先を教えてもらえる→ぐり不動産から売却や賃貸の打診が可能になる。
という感じになります。これが、小さいようで、大きな1歩になるのではないかと考えております。
そのため、2年前に空家調査して、殆ど手紙を出すことすらできずに挫折していたのですが、改めて、伊根町内の空家調査を実施して、この実質的な相続人への打診を、早期に行うことで、建物の状態が少しでも良い形で、次の方にバトンタッチできるようにしていきたいと考えています!!
3. FOREST LODGE guri (お試し住宅・滞在型宿泊施設)について
また、京都新聞さんでも触れて頂いているのですが、ぐり不動産では、独自にお試し住宅・滞在型宿泊施設を整備いたしました!!伊根町さんは、もともとお試し住宅を運用されていたのですが、いろいろと課題があったようで、今は、伊根町内の事業者が雇用する人のみが、お試し住宅を活用できるという、すこし変形した利用形態になっており、まだ、就職先が決まっていない人や、独立開業志望の人、もしくは、就職先よりも移住検討が先という方には、適していません。。。そのため、ぐり不動産が独自に、お試し住宅として活用できる、家具、家電付きの滞在施設「FOREST LODGE guri」を整備いたしました。

FOREST LODGE guri の外観

FOREST LODGE guri の内観
また、「FOREST LODGE guri」については、別途、ブログに詳細を記述できたらと思いますが、移住を検討されている方に、ぜひ、ご活用頂けたらと考えています。これまでにあまり無いサービス形態なので、手探り状態なところもあるのですが、運用しながら、少しづつ改善を図って行けたらと思います。そして、上記の伊根町と連携した空家調査にて、良質な空家情報をもっともっと探して行くことで、最終的な移住先となる居住物件の選択肢を少しでも増やして行けたらと思います。